『燦燦』オガワミチ展 #2

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開催のお知らせ

開催概要

会場:世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー 内 区民ギャラリー

日程:2023年9月5日(火)〜9月10日(日)

開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)

※初日13:00オープン、最終日16:00まで

内容:蜜ろう画、油彩、ドローイングなど平面作品の展示。

ずいぶん前に描いた油彩やドローイング作品と現在の作品を展示します。

昔は特に人物を中心に、祖母や母の肖像、自画像なんかを描いていました。身近なモチーフであり、日々の日記的なものであったり。最近では旅先やまちなかでの出来事も絵画として表現するようになりました。

私はそもそも、自分は線の画家だと思っていて、いつもボールペンや鉛筆をぐるぐるとしている人間です。

そのドローイングをいかに「作品」にしていくか?が、常に課題だったのです。

ここ数年、みつろうという画材に出会ったことで、「線」以外の、「色」や「質感」という素材の魅力に気が付きました。

今では、この「みつろう」と絵の具をアトリエ でこねくり回している時間は、最良の癒しの時間です。

そんなことを繰り返すうちに、油絵具の面白さも発見できたりして、昔とはずいぶん描き方が変わりました。

現在は、ドローイングの動的な魅力と、面の持つ静的な魅力をどうにか上手く融合した世界観を作れないかと模索しているところです。私は絵の中に、私の時間を塗り込んでいきたいのです。

展示内容

節子(鉛筆デッサン)

オガワミチ

みつろう画〜パネルに描く抽象表現〜

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みつろう画とは?

「みつろう」はミツバチの巣の材料です。蝋で描く方法は、古くから「エンカウスティーク(ドイツ語: Enkaustik)」として知られていますが、現代では蝋の持つ様々な性質(熱で溶ける、水を弾くなど)を利用した、多様な表現技法が試みられています。
このワークショップでは、その中からパネルにオイルパステル やパステル、オイルスティックなどを使用して描く方法を体験し、みつろう画の楽しい世界をご案内します。塗ったり、溶かしたりしながら、色彩の面白さを感じることができます。

手先が不器用でも、絵が苦手な人でも大丈夫。みつろう画は自分の意図しない効果を楽しめるアートです。お気軽にご参加ください。

↑作品例

概要

  • 日程:2025年6月15日(土)
  • 時間:11:00~12:00
  • 定員: 10名
  • 応募:下記フォームより募集中。定員に達し次第締め切りとなります。
  • 応募期間:6/14
  • 所要時間:1~2時間
  • 場所:並樹画廊(〒104-0031 東京都中央区京橋2-7-12 並木ビル2F)
  • 参加費:3,000円
  • ※参加費は当日、現地にてお支払いください。
  • 対象:どなたでもご参加いただけます。小学生以下の方は親子でご参加ください。
  • 持ち物:汚れても良い服、もしくはエプロン。

お申し込み方法

下のお申し込みフォームか、お名前、年齢、ご連絡先(お電話かメールアドレスなど)、ご希望の時間帯をご記入の上、メール(beeswaxart@gmail.com)でお申し込みください。万一、数日たっても連絡が無い場合は、beeswaxart@gmail.comまでお問い合わせください。

講師

  • おくやまのりこ
  • オガワミチ
  • 斎藤りゆう子


お申し込みフォーム

“Ref-rection”オガワミチ 個展2025 展示記録

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個展記録

たくさんのご来場ありがとうございました。

今回の個展では、Ref-rectionというタイトルを意識して、光の角度や鑑賞者の導線を考えた展示にしました。アクリル板の透明感と反射によって、会場全体が明るいキラッとした空間になるようにしました。

今回は、平面作品のほかに、普段、自宅のアトリエに設置しているインスタレーションを2点展示しました。

  • 会場:並樹画廊
  • 日程:2025年4月23日(水)~2025年4月28日(月)
  • 時間:11:00~18:00(初日は13:00から、最終日は16:00まで)

※「Ref-rection」:reflection(反射)と refraction(屈折)に reference(参照)を重ねた造語。

本展では、新作「透明のアーキテクチャ」をはじめとした、Ref-rectionシリーズを中心に展示します。

作品の中に映り込むものや光の作用を通じて現れる、繊細な色彩と知覚をゆさぶる視覚体験を体感してください。

作品のレイヤー構造や素材の透明性を活かし、固定された像ではなく、見る人や環境によって変容する曖昧なイメージを表現します。

メイン作品:透明性のアーキテクト(部分拡大)

全体の様子
作品同士の響き合い
小作品
ミラーに反射する

インスタレーション(ペインティングと影の関係性を可視化する)

インスタレーション:素材の標本

制作時のインスピレーションと参考資料のために自宅に展示しているものを、そのまま会場に持ってきました。

“Ref-rection”オガワミチ 個展2025

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個展のお知らせ

  • 会場:並樹画廊
  • 日程:2025年4月23日(水)~2025年4月28日(月)
  • 時間:11:00~18:00(初日は13:00から、最終日は16:00まで)
  • 内容:

Ref-recitionとは、「ref(参照)」と「-rection(ディレクションやコレクションと同じ語尾)」を組み合わせた造語です。音が近い「reflection(反射)」の意味も含んでいて、これらは、現在手がけている、アクリル板を支持体としたペインティング作品の特徴を表しています。

本展では、新作「透明のアーキテクチャ」をはじめとした、Ref-rectionシリーズを中心に展示します。

作品の中に映り込むものや光の作用を通じて現れる、繊細な色彩と知覚をゆさぶる視覚体験を体感してください。

作品のレイヤー構造や素材の透明性を活かし、固定された像ではなく、見る人や環境によって変容する曖昧なイメージを表現します。記憶や感覚の曖昧さを探求するペインティング作品群を展示予定です。ぜひご高覧ください。

INTRODUCTION#01,02,03
冬のかまくら
電波塔
イチョウの見える空

期間限定オンライン販売

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余白のアートフェア、個展「おまけで雨」の作品を、期間限定でオンライン販売しています。

余白のアートフェア出展作品は2/28までこちらでご購入いただけます。

ACTアート大賞展最優秀賞企画展「おまけで雨」出展作品は2/9までこちらでご購入いただけます。(販売終了しました。お買い上げありがとうございました。)

個展のお知らせ

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オガワミチ 個展『おまけで雨』ACTアート大賞展最優秀賞企画展

2024年ACTアート大賞展で最優秀賞をいただき、このたび企画展を開催いたします。本展は、「日常の中にふと現れる特別な瞬間」をテーマに、アクリル板や蜜ろうなど多様な技法を駆使した新作が展示されます。雨や曇り空、雪の朝方など、儚く淡い光を帯びた風景を重ね合わせ、透明感あふれる表現が特徴です。見る角度や光の変化で、作品はさまざまな表情を見せ、時に深い層を思わせるように、変化し続ける時間や記憶のゆらぎを描き出します。

本展のメインビジュアル**「雨上がりにハンズへ」(F20号)をはじめ、新技法を用いた3点の新作が初公開されます。受賞作の「浜辺のケチャップ瓶」**や、関連する小作品も加わり、作家の繊細な視点が際立つ展示となっています。その他、蜜ろうを用いた温かみのある作品や、透明感を活かしたドローイングやガラス絵など、多彩な表現世界をお楽しみいただけます。

心の奥に残るような日常の一瞬と、その美しさをぜひ会場でご覧ください。

浜辺のケチャップ瓶

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Ketchup bottle of the beach

/900×600/
アクリル板にアクリル、/2023/

テーブルにあった時は愛されていたケチャップ。浜辺に捨てられてしまった寂しさと過ぎ去った夏への哀愁を色彩とタッチで表現した作品。

ヤマゲラを探して

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In Search of the Woodpecker

/600×600/アクリル板にアクリル、鉛筆、色鉛筆/2024

冬のシラルトロ湖でヤマゲラを探して夜明け前から待機した記憶を描く。けあらしの湖を絵具のたらし込みとドローイングで表現。美しさと不安が入り混じる瞬間を、静かな冬の空気とともに捉えた作品。

9〜10月の展示

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第一回あさごビエンナーレ2024

  • 会場:あさご芸術の森美術館
  • 日程:9月21日(土)~10月27日(日)
  • 時間:午前10時~午後5時(入館は閉館30分前まで)
  • 休館日 
     水曜及び祝日の翌日(水曜日が祝日の場合はその翌日)
     年末年始(12月25日~1月5日)/展示替日
  • 観覧料 
     一般…500円/大・高校生…300円/中・小学生…200円
     20人以上の団体の場合、1人につき50円引き

萱アートコンペ2024

雨上がりにハンズへ

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To Hands After the Rain

/600×600/アクリル板にアクリル、鉛筆、色鉛筆/2024

雨上がりに外へ出ると、心が揺れるような気持ちが広がる。不安と期待感が入り混じり、なぜか胸が高鳴る。日常の中でふと立ち止まる瞬間に感じ取る、時代の鼓動や未来への予感をこの作品に映し出しています。