「みつろう」は古くから蝋画(エンカウスティック:Enkaustik)や 絵具の体質顔料など画材として使用されてきました。こうした使い方の他にも、みつろうは水彩絵の具、墨など色々な画材と混合して 使うことができ、総称して「みつろう画」と呼んでいます。
私のみつろう画は、田鎖幹夫さんの蜜蝋画教室で教わった方法に、色々と工夫をしながら制作しています。蜜ろう画の面白いところは、そうした自由度が高く、工夫次第で様々な表現方法が生みだせるところです。
<2024年>
「浜辺を歩く」
Walk on the beach
紙、みつろう、墨/2024
<2023年on the paper>
「秋の帷」
autumn veil
210×297/紙、みつろう、油絵具/2023
<2023②>
「910」
910
182×257/パネル、みつろう、オイルパステル 他/2023
夕焼けの水道局
Sunset at the WADABORI water station
MICHI Ogawa / パネル、エンカウスティック、オイルパステル ほか / 2023 / B5
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うちの近所、住宅地で特に面白くいものはないんだけど、水道局のあたりに見える夕焼けは、ピカイチ美しいと自慢に思ってる。
新雪の森
fresh snow forest
MICHI Ogawa / パネル、エンカウスティック、オイルパステル ほか / 2023 / A5
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2023年の冬、北海道に行った。例のほら、旅行支援を使ってね。道東の冬はとても寒くて、とても美しかった。
<2022年>
Tree pot
紙、みつろう、墨、アキーラ/2022
みつろう画の取り扱いについて
「みつろう」の融点は60〜67度です。販売作品は、みつろうが画面にしっかりと喰いつくように、みつろうに樹脂が加わった(エンカウスティーク:Enkaustik)を使用しますが、高温には弱いです。「暖炉の上」のような高温になる場所に飾るのは避けてください。
ワークショップのご案内
不定期で「みつろう画」の技法を体験できるワークショップを開催しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。
ご希望の方はbeeswaxart@gmail.comまでご連絡ください。