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オレンジ色の涙エスキース

作品名:オレンジ色の涙・エスキース
THE Orange tears Drawing
紙、水彩、木炭 / 250×250mm / 2021年 / 非売品
2021年 おくやまのりこ✖️オガワミチ ふたり展 に出展示した100号作品「オレンジ色の涙」のためのドローイング。
病床の祖母をモデルに描いたドローイング。食卓に祖母がいないことを寂しく感じていたころ。涙を流しているのは、自分自身だと思う。
第三京浜(Daisan KEIHIN)

作品名:第三京浜
Daisan KEIHIN
キャンバス、油彩 / SM / 2021年 / SOLD OUT
2021年 おくやまのりこ✖️オガワミチ ふたり展
第三京浜を東京に向かって走る。ここはいつも、こんな天気のような気がする。彩度の低い空の色に、タンクの赤が映えていて、いつも「きれいだなー」と思って通っている。私はいつも、運転する側だから、この日は隣に座る相棒に資料写真を撮ってもらった。
節子01(SETSUKO 01)

作品名:節子01
SETSUKO 01
紙、鉛筆 / B3 / 2021年 / 非売品
2021年 おくやまのりこ✖️オガワミチ ふたり展
祖母が死んだのは、寝たきりになって1ヶ月もしないうちだった。入院した時は既に病巣は広がっていて、余命がわずかであることはすぐにわかった。自宅で看取れたのは良かったけれど、「これで良かったのか」と今でも思う。「もっと出来ることはなかったのか」と。祖母が退院してからは、側で何枚か描いた。これは、命のある祖母の最後の一枚だ。
松原2丁目(Matsubara 2-chome)

作品名:松原2丁目
Matsubara 2-chome
キャンバス、油彩 / P100号 / 2021年 / ¥1100,000
2021年 おくやまのりこ✖️オガワミチ ふたり展
自宅近くで毎週通りかかる風景です。階段を登れば京王線の線路沿いを歩けます。日当たりの良い場所ですが、この日はくもり雨。ノスタルジーを感じる場所に、くすんだ空の色。亡くなったばかりの祖母を思う。