『燦燦』オガワミチ展 #2

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開催のお知らせ

開催概要

会場:世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー 内 区民ギャラリー

日程:2023年9月5日(火)〜9月10日(日)

開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)

※初日13:00オープン、最終日16:00まで

内容:蜜ろう画、油彩、ドローイングなど平面作品の展示。

ずいぶん前に描いた油彩やドローイング作品と現在の作品を展示します。

昔は特に人物を中心に、祖母や母の肖像、自画像なんかを描いていました。身近なモチーフであり、日々の日記的なものであったり。最近では旅先やまちなかでの出来事も絵画として表現するようになりました。

私はそもそも、自分は線の画家だと思っていて、いつもボールペンや鉛筆をぐるぐるとしている人間です。

そのドローイングをいかに「作品」にしていくか?が、常に課題だったのです。

ここ数年、みつろうという画材に出会ったことで、「線」以外の、「色」や「質感」という素材の魅力に気が付きました。

今では、この「みつろう」と絵の具をアトリエ でこねくり回している時間は、最良の癒しの時間です。

そんなことを繰り返すうちに、油絵具の面白さも発見できたりして、昔とはずいぶん描き方が変わりました。

現在は、ドローイングの動的な魅力と、面の持つ静的な魅力をどうにか上手く融合した世界観を作れないかと模索しているところです。私は絵の中に、私の時間を塗り込んでいきたいのです。

展示内容

節子(鉛筆デッサン)

オガワミチ

『身欠鰊を食うて夜更け』オガワミチ展

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開催のお知らせ

開催概要

会場:並樹画廊

日程:2023年4月26日(水)〜5月1日(月)

時間:11:00〜18:00(初日13:00オープン、最終日16:00まで)

内容:蜜ろう画、油彩、ドローイングなどの平面作品の展示。20点程度。

展示内容

旅先や日常へのまなざしをテーマにみつろう画やドローイング、油彩などの平面作品を制作する作家、オガワミチ の個展。
2022年の制作作品に加え、道東の自然をテーマに描いた新作を、あわせて20点ほど展示。
取材写真やドローイングを同時に展示し、作品の制作プロセスも伺える内容となっています。

昨年に引き続き、今年もまた、4月27日〜29日は京橋・日本橋にて、東京アートアンティークが開催されています。

画廊の周辺でも多くのギャラリーが素敵な展示やイベントが開催されています。

ギャラリー巡りがたのしめる期間ですので、どうぞお立ち寄りください。

作家メッセージ

私の作品は日記のようなもので、日常を送る中で感じたことや見たことを、絵画という方法で記録しているのです。

作品はドローイングや油彩、蜜蝋画や版画など様々で、モチーフ自体も見たものそのものであったり、もっと抽象的な表現であったりします。描くモノも道具も何でも良くて、感じたことを表現する方法を常に模索しているのが今の私です。

なので、一点、一点の作品を見ると、統一感が無く見えますが、何点かの作品を並べると、なんとなく、私のパーソナリティとか世界観というものが伝わるかと思います。

最近は、昨年末から今年にかけて遊びに行っていた、北海道での風景やできごとが作品制作のネタになっています。タイトルの「身欠鰊」というのも、北海道で買ってきたお土産です。

私は身欠鰊は好きではなかったのですけど、お土産で身欠鰊を買ったのです。

母が作ってくれたニシン漬けはとても美味しくて、新しい「美味しい」が発見できた感動的な出来事でした。

そんな感じで、思い出を反芻するような個展の内容になっています。

蜜ろう画

  • 赤のエクシオール

    MICHI Ogawa /紙、ボールペン、アクリル、クレヨン他 / 2022/ 182×257(40,000e…

  • カフェで話すふたり

    MICHI Ogawa /紙、ボールペン、色鉛筆 / 2023/ 210×297 (40,000en)

  • ドクダミの花

    MICHI Ogawa /紙、ボールペン、クレヨン / 2022/ 148×210 (25,000en)

  • 新雪の森

    MICHI Ogawa / パネル、みつろう、オイルパステル ほか / 2023/ 148×210(30,00…

  • 901

    MICHI Ogawa / パネル、みつろう、オイルパステル ほか / 2023/ 0 (30,000en)

  • あの日の彼とナスのへた

    作品名:あの日の彼とナスのへた MICHI Ogawa / パネル、みつろう、オイルパステル ほか / 202…

木版画とドローイング